凪いだ水面の揺らめきに その身を任せ漂いて

されど私は時化の中 荒れて狂える波の上


透明の内側の暗闇に 私の欠片が零れ落ち

小さな魚が集い寄り 私を――



噫 貪り賜え 我たる全てを

消し去って呉れ賜え この世のあらゆるを


魅せて呉れ賜え
あの仄暗い 奈落の底の絶望よろこびを以てして