何とも陳腐なりし古き紅
僕がいらぬと云うけれど
しかして貰ってくれと云う
渇いた僕の唇には
それことまるで合わぬと云うに
果たして柱が折れたのは
餓えに我慢が負けたのと
その言の葉が愛しい為だ
何とも陳腐なりし古き紅
愛は死したと誰か云う