我何故此処に詩を詠む




此処に来て与えられたのは

農労者の夢と神経のみ



愛は何とも儚くありて

天の邪鬼の絶望に似る



幻想の紡ぎ手とその神とを呑み込んで

けれども眉間は歪まずを知らず



夢語りと懐疑主義者も死に絶えて

我など不屈に値せず

なれば何故に詩を詠む




嘗ての一途な愛もなく

我はスティジに取り残されるのだ